只今勉強中です。

映画・落語・本・歴史・旅行記等々、日々思うことを書き綴ります。

ドラマについて思うこと① 西郷どん 第23回「寺田屋騒動」

今回よりゆるりと感想を書き始めます。

拙い文章ですがどうぞお付き合いください。

 

今夜放送された西郷どん第23回。

西郷が奄美から帰ってきていよいよ歴史の表舞台にというところ、ですが…。

お殿様の命令を無視した結果、再び島流しにあってしまいました。

大層お怒りのお殿様は最初は切腹を命じますが、周りから「こいつは使うものの格を示すやつでっせ。んで、役には立つけど使いこなすのは難しいんすわ。」という話を聞いて、なんとなく島流しにしてしまいます。

西郷どん、何となく許されすぎ!

そしてお殿様よ、それでいいんすか。

現状使い勝手良くないけど何かに使えるかもしれないからとりあえず置いとくみたいな。お菓子のカンカンみたいな扱いで。

身近にいると自分の無能さが極まりそうで嫌だ、みたいにも映るし。

ちょっと情けないっすね。

示しをつけるために、ということかもしれませんが。

 

そして今回は何よりタイトルにもなっている「寺田屋騒動」。

郷中の仲間、薩摩藩士の同志討ちですね。

前半の昔を思い出してみんなで行ったウナギ取りからの討入り。

薩摩に帰る西郷に「もういっかいみんなでウナギ取りをするのが夢だ」みたいに言わすなど、少々感傷的にしすぎかなとも思いましたが、やはり悲しい。

考えが違うものの合意形成は難しいものです。

前回の西郷の説得もむなしく、最悪の結果に。

西郷が政治の潮目は刻一刻と変わるといった言葉通りに、環境が変わるとともに討幕派は自分たちを抑えることができず、行動に移していってしまったんですね。

同郷の者同士で切り合った彼らの心中は計り知れないものがあります。

現代ではまぁありえない。

同窓会で自分をいじめてたやつと会うのとは訳が違います。

有馬新七は前回大久保の説得にも応じませんでしたね。

ある意味、仲間の出世に焦りみたいなものもあったのかも。

ついていくに値しないという判断も色んな要素からおそらくは導き出されるものだと思うし。

なんで自分を引き立てないんだよ、みたいな。

ここら辺、全然歴史を知らないので(最近好きになりました)めちゃくちゃ認識間違えているかもしれませんが(そうであれば是非教えてほしい)。

そんな訳で悲しい結果になってしまい、次回へ。

 

次回は沖永良部島編ということになりそうで、また島かよ!という感じもありますが、そこで会うじいさんが後々までの重要人物になるということで、楽しみです。

 

それではまた次回!チェスト!きばれよ!